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S レジスタ:Xircom® CardBus モデム ユーザーズ ガイド
S レジスタの導入 S レジスタ リファレンス
S レジスタの導入
Xircom モデムは、メモリ保管位置、または S レジスタを使用して、そのオペレーティング環境を制御する情報を保持します。モデム ユーザの注意が必要な S レジスタはほとんどありません。S レジスタは、AT コマンドと一緒に使用されます。
S レジスタの値を表示するには、n を S レジスタの数にして ATSn? と入力し、次に Enter を押します。
S レジスタの値を修正するには、n を S レジスタの数に、r を新規の値または設定にして ATSn=r と入力し、Enter を押します
S レジスタ リファレンス
S0 後で呼出音を鳴らして応答 S1 呼出音カウンタ S2 AT エスケープ文字 S3 コマンド ライン終了文字 S4 応答フォーマット文字 S5 コマンド ライン編集文字 S6 ブラインド ダイヤル前に待機 S7 通信完了タイムアウト S8 コンマ ダイヤル修飾子の一時停止時間 S10 キャリア損失と回線切断間の遅延 S11 DTMF トーン時間 S12 エスケープ ガード時間 S28 V.34 変調使用可能 / 使用不可能 S30 非アクティブ タイマ
S35データ呼出トーン
S37 ダイヤル ライン レート
S37=0
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最大モデム速度 (デフォルト)
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S37=1
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予備用
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S37=2
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1200/75bps.
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S37=3
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300bps.
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S37=4
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予備用
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S37=5
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1200bps で接続を試みる
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S37=6
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2400bps で接続を試みる
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S37=7
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4800bps で接続を試みる
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S37=8
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7200bps で接続を試みる
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S37=9
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9600bps で接続を試みる
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S37=10
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12000bps で接続を試みる
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S37=11
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14400bps で接続を試みる
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S37=12
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16800bps で接続を試みる
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S37=13
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19200bps で接続を試みる
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S37=14
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21600bps で接続を試みる
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S37=15
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24000bps で接続を試みる
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S37=16
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26400bps で接続を試みる
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S37=17
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28800bps で接続を試みる
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S37=18
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31000bps で接続を試みる
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S37=19
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33600bps で接続を試みる
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S42 自動速度
V.32bis と V.22bis 自動速度は使用できません。再教育操作は、データ モードで使用可能にしたり使用不可能にしたりし、フォールバックはデータ モードでは使用できません。
S42=0
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自動速度は使用不可
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S42=1
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自動速度が使用可能 (デフォルト)
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S43 自動モード
V.32bis スタートアップ自動モード操作は使用できません。
S43=0
|
自動モード使用不可
|
S43=1
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自動モード使用可能 (デフォルト)
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S48 LAPM エラー制御おえびネゴシエーション機能
S48=7 |
ネゴシエーション使用可能 |
S48=128 |
ネゴシエーション使用不可能。S36 で指定されたフォールバック オプションを直ちに強制します。 |
次の表は、特定の種類の接続に必要な S36 と S48 設定を示します。
S48=7
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S48=128
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備考 |
S36=0,2
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LAPM または回線を切る
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使用しない
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S36=1,3
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LAPM またはバッファ付き
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バッファ付き
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S36=4,6
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LAPM、MNP または回線を切る
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MNP または回線を切る
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S36=5,7
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LAPM、MNP またはバッファ付き
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MNP またはバッファ付き
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S89 スリープ モード制御用タイマー S91 回線伝送レベル
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